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2021年度 大学改革シンポジウムを開催

2022年02月14日

 令和4年2月14日(月)、山梨大学主催の大学改革シンポジウム「地方における新たな大学改革モデルの構築にむけて~大学等連携推進法人制度を活用した大学間連携~」が本法人の共催事業として開催されました。(主催:山梨大学、共催:山梨大学、(一社)国立大学協会、(一社)大学アライアンスやまなし)

 新型コロナウイルス感染予防対策のため、オンラインでの開催となり、当日は大学関係者や自治体及び産業界、地域の方など述べ181名の参加がありました。

 本シンポジウムは、次年度からの新たな中期目標・中期計画期間に向けて大学間連携の重要性や可能性等を再認識する機会を提供することを目的としたものです。

 冒頭、本法人の理事でもある風間ふたば 山梨大学理事・副学長より、開会の挨拶がありました。

 

 

 その後、山下一夫 鳴門教育大学学長 兼 一般社団法人 四国地域大学ネットワーク機構 代表理事による「大学間連携の意義~教員養成の視点から~」と題した基調講演、高橋浩太朗 文部科学省 高等教育局 高等教育企画課 高等教育政策室 課長補佐から「高等教育のグランドデザインと大学等地域連携」と題した招聘講演が行われました。

 

 

 講演後は、参加者との質疑応答もあり、既に県内外の大学との連携強化を実現するなど、様々な実績を挙げる中、連携強化を図る工夫や、過去の経験等を踏まえた対応など、大学間連携を進めるうえで必要となる知見を得る機会となりました。

 さらに、シンポジウム後半は、清水一彦 山梨大学理事・副学長がコーディネーターとなり、両講演者に加え、小田切春美 山梨県 県民生活部長、早川正幸 山梨県立大学 理事長・学長、島田眞路 山梨大学 学長による「地域における大学間連携のこれから」と題したパネルディスカッションが行われました。

 本法人の代表である島田学長から、大学間連携の枠組みを活用した新型コロナウイルスワクチンの大学拠点接種の取組事例を紹介し、副代表の早川理事長・学長からは、山梨県立大学における今後の地域連携の展開についての発言がなされました。

 また、本法人の外部理事でもある小田切県民生活部長から、アライアンスに参画する両大学の連携強化により県内大学への進学者数の増加や卒業後の地元定着などに対する期待が寄せられるなど、様々な立場から、地域と大学の在り方について活発な意見が交わされました。

 

 

 

 多くの方にご参加いただき、地域連携の可能性や大学間連携の重要性について再確認する、有意義なシンポジウムとなりました。

大学間連携に関する取組については、本ホームページでも随時お知らせしていきます。