学生の声
連携開設科目「消費者教育」を履修しています
2024年11月29日
星野 秀隆さん(山梨県立大学人間福祉学部4年生)
〇ご自身のことについて教えてください。
東京都出身ですが、僕にとって山梨は母の実家ということもあり第二のふるさとです。山梨で大学生活を過ごしたいと思い、山梨県立大学を選びました。
所属している福祉コミュニティ学科では、福祉サービスやより生きやすくするための工夫やサービス、精神的ケア、高齢者に対する福祉など包括的に学んでいます。福祉は今後生きていくうえで重要な知識だと思います。
〇連携開設科目のことを知っていましたか?
はい、1年生のときから連携開設科目をとっています!4年間で10科目以上は履修したと思います。今受講している「消費者教育」もすごく面白い科目ですし、過去に履修した「ワインと宝石」も県立大学ではできない学びだったので印象に残っています。
〇連携開設科目を受講しようと思ったきっかけを教えてください。
4年生になって福祉以外の教養も身に付けたいと思ったからです。今回「消費者教育」を履修しようと思ったのは、家業であるコーヒー屋兼カフェに携わるにあたり、消費者側の観点で物を見たいなと思い、探して見つけました。
〇「消費者教育」を実際に受講してみてどうですか?
とても勉強になります。講義では、消費者として詐欺にあわないためにどのような選択をするべきか学んだり、消費者教育センターが出しているルールを確認したりしながら、今まで知らなかったことを学んでいます。自分が消費者として物を買うときに騙されないようにしようという知識がついた実感があります。オンラインで授業を受けていますが、先生に気軽に質問できる環境が整っていて、県立大学の学生のための時間も設けてくれるなど、先生が配慮してくれているのでありがたいです。この科目で学んでいることを通して、僕自身もお客さんに物を売るとき、ちょっとした気遣いや、騙す形にならないように気をつけようと一層思います。
〇山梨大学の科目が受けられることについて、どう思いますか?
素晴らしい制度だと思っています。一つの大学に在籍しながら、他の大学に同時に通っているような感覚です。あえて対面授業の科目を選んで山梨大学の雰囲気を味わったこともありました。また、県立大学と山梨大学でまったく違う学問を学べるので、これも良い経験になっています。
〇連携開設科目について、もっとこうしてほしい、こうしたほうがいいなど希望はありますか?
試験が対面で行われるときの先生からの教室案内が不十分で困ったことが過去に何回かありました。県立大学の学生は山梨大学のキャンパス内を詳しく知らないので、別途説明をするなどして対応してもらえると安心です。また、山梨大学の先生とメール等のやり取りがしやすい環境だと嬉しいです。Gmailでのやり取りができない、やり取りは専用サイト(CNS)だけ、とかだと県立大学の学生はやり取りしづらいなと思います。
〇来年度に向けて履修を考えている人にひとことお願いします!
連携開設科目は、自分の知らないこと、新しいことを学ぶことができるシステムだと思うので、学びを広げていきたい方に積極的に受講してほしいです。
山梨大学にも福祉系の科目がいくつかあって僕も受けたのですが、福祉コミュニティ学科の方でも山梨大学で障がいに関する授業が学べます。同じ分野でも違う環境で勉強してみるというのがステップアップにもつながると思うので、ぜひ受講してみてください!
(2024.11.13 山梨県立大学社会連携課でインタビュー)
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