授業風景
「数学的に考えるとはどういうことか」
2026年04月22日
担当
清水 宏幸先生
この科目は、具体的な問題を数学的に考えることにより解決し、数学のよさや面白さを見つけることを目的とした科目です。講義を通して数学的に考える力を身に付け、今後の生活に活かせるようになることが授業の目標です。連携開設科目として開講しており、山梨大学の学生だけでなく、山梨県立大学の学生も受講出来ます。
講義では、毎回提示された問題を数学的な表現(図、表、グラフ、式等)を用いて問題解決を行います。毎回自分の力で解くようにします。解決過程を振り返り、どんな数学的プロセスを使ったのかを分析します。また、グループで相談しながら問題解決を行うことは可とします。模型づくり等もグループで行います。これまでの数学の授業と異なり、問題が解けたかどうかではなく、どのように考えるかを意識します。数学に興味を持っている学生であれば、理系文系問わずに楽しめます。
今回は、令和8年4月20日の第2回講義を見学いたしましたので、紹介します。まず、第1回講義の復習から、始まりました。「油わけ算」の内容を復習しました。(油分け算の詳細は、講義の受講やご自身でご確認下さい。)「油分け算」を通して、意味を考えなくても表を用いて形式的に答えが出せる数学的体験が出来ました。
第2回講義では、「17番目の不思議」について考えました。17番目の不思議では、ある条件にて1桁の足し算を行うと、17番目に出てくる数字に同じ数字が表れるという内容でした。実際に1桁の足し算を行い、確かめました。次に、条件を変えて確かめました。条件を変えるときに2つ以上の条件を変更すると原因が分からなくなるので、1つの条件を変更してもう1つは変更しないようにして検証することで、どの値が関係しているのかがわかるという学びを得ました。また、間違っても良いので規則を予想すること、わからないときは数学的な表現(図、表、グラフ、式等)を用いて整理してみるという数学的体験も得られました。最後に、数字を文字に置き換え、構造の把握を行い、数学的に説明できる力を身に付けました。この中に面白い数列が表れる説明はありましたが、難しい数学的な知識は必要ありませんでした。講義終了後に学習感想を書き、今回学んだことを振り返りました。
※プロジェクト担当者と学生の交流風景
今回の見学を通して、『数学的に考えるとはどういうことか』では、実際に自分の手を動かして、数学的に考えることによる、面白さや数学的に考える能力は理系文系を問わず日常でも活かすことの出来るものであることが実感できました。山梨大学の学生にも山梨県立大学の学生にも『数学的に考えるとはどういうことか』の受講はオススメです。興味がありましたら是非、受講を検討してください。
※「数学的に考えるとはどういうことか」詳細はシラバスにてご確認ください。
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