大学等連携推進法人とは

令和元年5月に「山梨県、山梨大学及び山梨県立大学の連携協力に関する協定」を締結し、同年12月には、両大学は「一般社団法人大学アライアンスやまなし」を設立して地域を支える人材育成やイノベーションの進展、地域の発展に資する取り組みを強化してまいりました。

また、令和3年3月29日に、同一般社団法人が、全国初となる「大学等連携推進法人」として認定を受け、現在、教学上の特例措置である「連携開設科目」の開設を中心に両大学の学生の教育環境の充実に取り組んでいます。

「連携開設科目」制度は、両大学が開設する科目あれば、他大学の科目であっても自大学の科目とみなして履修することができ、上限はあるものの、修得した単位を卒業に必要な単位としてカウントできるというものです(詳しくは、「連携開設科目の特色」をご覧ください)。両大学の学部構成が異なることで、それぞれの大学の学生に対し、これまで自大学にはない分野の科目の提供が可能になりました。

社会全体のデジタル化に対応し、その恩恵をすべての人が享受できる社会の実現のための必要な基礎知識、18歳成人となった日本において知っておくべき法律の知識など、社会に巣立つすべての学生が、自身にとって必要と考える、有益な知識を得るための科目が履修できる環境を整えつつあります。

これからも両大学は、「連携開設科目」の開設にとどまらず、さらに質の高い教育の連携や多様な教育を実施するため、修学環境の整備に係る取り組みを推進してまいります。

引き続き、保護者のみなさまの両大学に対するご支援とご協力をお願い申し上げます。

 

山梨大学HP

山梨県立大学HP

大学等連携推進法人(文部科学省HP)