お知らせ
連携事業による修士課程の科目新設について
2020年04月01日
山梨大学と山梨県立大学とで実施する各種連携事業について、理事会傘下である“連携事業実施委員会”で具体的な検討を行っています。同委員会には、分野が異なる5つのWGがあり、両大学の教職員がメンバーとして参画し、昨年度から検討を進めてきました。
今回は、“社会科学・地域貢献WG”で検討を進めてきました修士課程の新設科目について紹介したいと思います。同WGでは様々な事業を検討していますが、令和2年度から、まずは山梨大学の生命環境学専攻地域環境マネジメントコース(大学院修士課程)に、山梨県立大学の教員が中心となって行う2科目(ソーシャルデザイン特論・山梨地域課題特論)を開設します(※)。
上記の連携事業により、山梨大学の学生は、山梨県立大学及び山梨県の研究施設の教員による講義を受講することができるなど、多様な教育を受ける機会が増加します。また、山梨県立大学の学生にとっても、(母校である)山梨県立大学の教員が大学院科目を中心となって担当することで、卒業後の進路の1つとして山梨大学の大学院進学を従来よりも選択しやすくなるなど、連携事業の実施により、進学のニーズが広がるなどのメリットが挙げられます。
まずは、2科目の新規開設からスタートしますが、これを契機に両大学の教員間の交流を加速することで、科目の増加など、連携事業の幅を広げていく計画です。
大学アライアンスやまなしでは、両大学の連携事業や他のWGの活動についても、適宜HPで紹介していきます。是非、ご覧ください。
(参考)
・山梨大学 大学院 生命環境学専攻
(https://www.les.yamanashi.ac.jp/graduate/67/)
(※)新型コロナウイルス感染防止対策を講じる必要があるため、履修者数に応じて講義方法に変更が生じる可能性があります。また、前期開講科目(ソーシャルデザイン特論)の初回は、5月8日(金)を予定しています。