授業風景

「データサイエンス入門」

2022年09月01日

担当 鈴木一克先生

 

 

研究分野:画像処理、解析的整数論、符号理論

 

 

私たちの社会はデータで溢れています。身近なスマホやタブレット、電子マネーや各種カードなども、利用のたびに相互にデータの受け渡しが行われています。これらのデータは、どのように活用されているのでしょうか。

初回の授業では、データサイエンスとは何か、個人情報やプライバシーの保護などデータを扱う上での注意点など、データに関する基礎的事項を学びます。
2回目以降は、気象庁や政府が公表しているデータを基に、実際にExcelを使って分析する手順を学んでいきます。
適正なデータの収集方法、統計グラフの種類と適切な使い方、Excelの関数を使った計算など、今後の学生生活や社会に出てからも役立つ内容になっています。

信憑性に欠けるデータやデータ分析結果が、人々を惑わせることが多々あります。提示されたものを鵜呑みにするのではなく、物事を様々な角度から眺め、見極める素養を身に付けましょう。


(参考:令和3年度 授業資料抜粋)
 

この授業は、
・火曜日3時限
・木曜日5時限
・金曜日5時限
にそれぞれのクラスが開講されます。(授業内容は同じです。)

統計の基礎を学んでいない学生さんを想定し、ひととおり知識として学べるような内容になっています。
授業は、山梨大学の学生さんは対面で、県立大学の学生さんはオンラインで、講義とExcelを使った演習を行う予定です。世の中の状況に応じて山梨大学の学生さんもオンラインになる場合があります。

(2022.08.18 インタビュー)